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映画『サヨナライツカ』×フラワー

フラワーがダイナミックに描くせつない恋物語

公開を心待ちにしていた人も多かっただろう映画『サヨナライツカ』の公開が、1月23日、ついにスタート。その劇場となった新宿バルト9では、物語からインスピレーションを得て製作された関根喜織さんのフラワーアレンジメントが2週間にわたり展示されました。
関根喜織:作品

アジア風にデコレーションされた土台から背景まですべて関根さんの手による製作。アマリリスをはじめとするゴージャスな花々が一際目を引きます。

関根喜織:作品 関根喜織:作品

よく見ると、ダリアとユリの先端に物語に登場する印象的なアイテムが飾られています。

フラワーは、バルト9の入り口にポスターなどとともに展示されました。お客様が途切れることなく通る絶好のロケーションです。

Photo : Yuuki Ide

辻仁成(正しくは「辻」の「辶」の点が2つです)さんの原作を元に、『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が映画化、そして中山美穂さんが12年ぶりに主演を務めるなど、多くの話題を持った本作。
その公開に合わせ、1月15日~29日までの2週間、新宿バルト9ではフラワーアーティスト、関根喜織さんによるフラワーが展示されました。関根さんが製作したのは、2人の主人公が過ごすマンダリン・オリエンタル・バンコクのロビー、タイ・バンコクを流れる川や夕日……そんな様々な風景が投影された迫力あるフラワー。
関根さんは「土台からすべて手作りしたのは今回が初めて。作った後も悔いが残る部分はありますが、物語の世界はもちろん、物語のその先を自分なりに想像して表現してみたり、実際に映画に出てくるアイテムを盛り込んだりと、枠に捕らわれずに製作できたと思っています。見てくださる方々が、いろいろな角度から楽しめる作品になっていればうれしいですね」と語ります。製作日数はじつに10日! オリエンタルなムードをかもし出す深い臙脂色のアマリリスの花束をはじめ、登場人物それぞれを表現するダリア、ユリ、リンドウのアレンジなどをダイナミックに配した作品からも、その苦労は窺い知ることができます。「常にチャレンジャーであり続けたい」と言う関根さんの、これからの創作活動がますます楽しみになるフラワーとなっています。

PROFILE

関根喜織 Kiori Sekine
フラワーアーティスト。「HEAL FAIRY’S」主宰。2004年にプリザーブドアレンジの教室に入会。受講中に委託販売のオファーを受け、作品の販売・受注をスタート。08年に教室修了。09年にはドイツ連邦共和国ミュンヘン市のレジデンツにおいて、「JAPAN ART COLLECTION in Munich」に出展し、審査員特別賞を受賞。また、2年前からはアクセサリーの販売も開始。

HEAL FAIRY'S
千葉県千葉市若葉区中野町210
TEL:043-312-6865
http://www7b.biglobe.ne.jp/heal-fairys

プリザーブドフラワー提供:
フィオリエンテ(ダリアほか)
http://www.f-works.net