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チャイコフスキー作曲「眠りの森の美女」をモチーフに、ハープ型をあしらったもの。中央に閉じ込められた一輪が可憐な雰囲気
髪の毛よりも細いステンレス糸を編んで、繊細で新しいアートフラワーができました。
世界中にファンを持つ名門バレエ団「キエフ・バレエ」(タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ)の公演が、渋谷のBunkamuraオーチャードホールにて2009年11月27日(金)~28日(土)に行なわれました。
今回の演目は、数ある古典バレエのなかでも豪華絢爛で人気の高い「眠りの森の美女」。ウクライナの至宝と謳われるダンサーたちの圧倒的な美しさが咲き誇った会場に、フラワーアーティスト・鈴木紅紗さんのアレンジが展示されました。
華やかな気分をより一層高めてくれるアレンジ作品について、お話をうかがいました。
「今までにない新しい素材を使って表現したかった」という鈴木さんのアレンジ。シルバー1色のシックで大人のムード漂う金属でできた斬新な花にプリザーブドフラワーで仕上げました。
「このバラは、ステンレスの糸を編んでメッシュ状に加工した力作です。チタンのワイヤーと合わせていばらの森を表現しました」
ふたつのアレンジは同じ素材で作りつつ、それぞれに異なるイメージを持たせたそう。
「片方は、人工的な素材を用いながらも自然の花をイメージしたもの。もうひとつはバレエの音楽のイメージで、ハープ型の枠にいばらを絡ませてみました。真ん中には一輪だけバラを閉じ込めて、城のなかで眠るお姫様を表現しています」
ロマンチックなバレエダンスと音楽が満ちる会場に、鈴木さんのアレンジは洗練された大人の優雅さを添えていました。
| PROFILE |
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鈴木紅紗 Kousa Suzuki |
Photo:Jyunji Okunisi