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表参道を抜ける秋のやさしい日差しにアレンジが照らされます。店内には大小4点のアレンジが秋を演出しています。
チーク材の花器に巻かれているのは、新垣さんが住む沖縄のお祭りで行なわれる綱引きで実際に使われたワラ。
東京・表参道の表参道ヒルズのなかにある、創業370余年を誇る和菓子の老舗「両口屋是清」がプロデュースした和カフェ「R style by 両口屋是清」。四季折々を感じる和菓子や新感覚で作られた和スイーツが安らぎを提供してくれます。そんな「R style by 両口屋是清」では、10月31日(土)まで、フラワーアーティスト・新垣裕子さんが制作したフラワーアレンジが展示されています。秋の果実をあしらったアレンジについて、新垣さんにお話をうかがいました。
カフェの前を通る人の多くが目を止めているのは、「R style by 両口屋是清」の入り口に展示された新垣さんのひときわ大きなフラワーアレンジ。
「制作前に店内を視察し、お店の木の質感が強く印象に残りました。カフェの雰囲気とマッチするアレンジを考えた結果、陶器や一般的な花器では合わないと思い、チーク材を使うことを思いついたんです」
アレンジを制作するときは、まず花器をイメージすることから始めるという新垣さん。今回のチーク材を張り合わせた花器をはじめ、制作するすべてのアレンジに使用する花器は手作りにこだわっているそう。
「自分のイメージをきちんと表現するには花器から作るべきだと思っています。手間隙をかけてしっかりと一から作り上げていくということに喜びを感じます。アレンジも含めてすべての意味で本当にオリジナルな作品を楽しんでもらいたいんです」
バラやアジサイ、アイビーなどのほかに、シラカバやザクロ、ぶどう、イチョウといった秋を連想させる素材を散りばめたアレンジは、色づき始めた表参道の並木道の光景とあいまって、カフェを訪れる人に極上の秋のひとときを提供しています。
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新垣裕子 Yuko Shingaki |
Photo:Satoshi Matsui